言葉変換『もんじろう』用アイコン 最後の弁当   

2014年 06月 18日

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何の気合いも入っていない鮭弁。

油ののってないソイアックサーモンを自宅で塩鮭に加工したやつ。
卵焼きはいつも2個は奪われるため多めに入っている。

ばーちゃん手作りの大きな梅干し。
息子は白飯が大好物なため、おかずとのバランスはこれで黄金比。


息子の弁当づくりが終わった。
やっと、やっとやっと、やっと、終わった。
ああー、終わった。
終わった終わった。

息子が2歳3カ月でナーサリーに入って以来16年間。
来る日も来る日も作り続けた息子弁当。
それが終わったのだ。
誰が褒めてくれなくても、オノレでオノレを褒めてやりたい。

わざと弁当を作らなかったことが1度だけあった。
息子が何かの不始末をしでかしたことに腹を立てたワタクシは
もう知らん と言って弁当を作ってやらなかった。

仕方なくスクールランチを食べるだろうし
それがきっかけで弁当作りから解放されるかも、という淡い期待もあった。

その日息子は、文字通りしおれて帰ってきた。
しおれて干涸びて帰ってきた。
そしてその日のおやつを丸呑みの勢いで3秒で食べた。

この男は弁当を作ってやらないと、絶食する8歳児だった。
そして弁当を作らないことは「虐待」なのだと思い知らされたのだった。

結局息子はただの一度もスクールランチを食べなかった。
友達のを味見ぐらいはしたと思うが。
食べるくらいなら飢える方がマシ、という態度を頑にくずさなかった。

息子の通った学校はどこも、一度校内に入ったら勝手に外に出られないシステムになっており
300円握らせて学校前のパン屋でハムサンドでも買うて食べてくれ、ということができなかった。

二日酔いで吐きそうだろうが何だろうが、学校のある日は早起きして弁当を作らなければならなかった16年。
朝のめっぽう弱い私が、包丁を握る力も入らん状態で、毎日ヨレヨレになりながら
弁当を作り続けた16年。

これまで私の人生で成し遂げたことなどほとんどないに等しいが
唯一このことだけは誇っていいのではないかと思っている。
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# by brook2015 | 2014-06-18 00:32 | お弁当

言葉変換『もんじろう』用アイコン 18歳けぇき   

2014年 06月 16日

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今年も息子の誕生日リクエストはチョコレートケーキ。
ここ数年ずっとチョコレートケーキである。

もうネタもないので、猫のタビちゃんのお力を借りることに。

グラサージュは初めてゼラチンタイプを試してみたが
男どもはまったく違いが分からないのだった。

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いくつになっても誕生日けえき、ってうれしいらしい。
そういえば、私はこれまで一度も手作り誕生日けえきで祝ってもらったことがないなー。
たぶん一生ないんだろーなー。

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バタバタと日々が過ぎていきます。

息子はたぶん無事高校を卒業できそうです。

家問題は、まだ引っ越し先が決まっておりません。

とりあえず賃貸を探しているのですが
この競争がまた。
ニューヨークでは家を売るより賃貸を探す方がよほど大変です。
いい物件は秒速で奪われていきます。

家の中はパッキングした荷物でいっぱい。
2台あったピアノの1台は無事売り飛ばし
先日のストゥープセールでステレオ2台も売り飛ばし
年代もののアンプやキーボードなんかも二束三文で売り飛ばしております。
結構片付いた暮らしをしてきたつもりですが
いらんもんがたくさんありますね。

我ながら驚いたのは、私は靴を持ってませんな。
冬のブーツ2足、クロッグ1足、サンダル1足が私の靴のすべてです。
これでオンナと言えるのでしょうか。
早くて今月末にこの家を出なければならないのでかなり焦ってきております。
おやつなんか作ってるバヤイではない状況です。
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# by brook2015 | 2014-06-16 11:58 | おやつ

言葉変換『もんじろう』用アイコン スカラシップ   

2014年 05月 08日

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高校を休んで、息子の進学予定先のプレースメントテストを受けに行ってきた。

親が付き添っているのは息子を含めて3人のみ。
あとはみんな自分で車を運転してやってきていた。

そっかー。それが普通のアメリカの高校生なんだー。
16歳になったら学校で運転免許のクラスを受けて、免許を取ったら自分で運転して高校に通う。

息子は校庭もプールもない学校しか通ったことがないからな。
もちろん運転免許のクラスなんかないし。

アメリカの平均値からするとかなり特殊な環境下で息子は育ったのだな、と改めて思った。


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以前、息子の進学先の大学から5500ドルのメリットスカラシップをいただいた、という話を書いた。

息子の進学先は州立大学であるから5500ドルでも上出来だとは思っていたものの、どうしてもスケベ根性の抜けないアテクシ。
もっともらえないだろーか という問い合わせの電話を息子にかけさせた。

こういう電話は親がかけちゃーイカン。
あくまで本人がするのが基本である。

そしてこういう問い合わせの電話は、タライマワシがデフォである。
そのムネ息子に言い聞かせて、息子にタライマワされてもらった。

6~7回タライマワされた結果
はっきりとは分からないがメリットスカラシップが残ってるかもしれん。
学部の担当者にアピールレターを書いたら可能性があるかもしらん。

ということを言うタライマワサーが現れた。

即座にアピールレターを息子に書かせた。

この時点では、家を売却して学費を用意する話を息子は知らない。
てか、家売却も決定していなかった。
だから息子は必死である。
少しでも自分の学生ローンを減らさなければ、後々苦労するのはオノレである。

どーしてもオタクの大学に行きたいが、もうちょいとスカラシップをいただけなければどないもこないもならん。
オレの素性はコレコレこういうことで、今までのアチーブメントはこんなんがあって
必ずや必死で働いて(勉強して)ご期待に添える学生になります。


てなことを、オマエ高校のEnglishの宿題でこれほどまでに情熱的なエッセイを書いてたらもって成績も違ってただろーよ、的なレターを書いて出していた。

アメリカの大学は基本、5月1日までに進学意志を各大学に伝えなければならない。
それまでに各大学側は欲しい学生を獲得するためにあの手この手を使うのだが
4月30日に(〆切りの前日かい!)新たなメリットスカラシップのお知らせが届いた。

年間13000ドル × 4年間

もうヒャッホーなんてもんじゃーないです。

もちろん、学費寮費を全額カバーする金額じゃないです。
でもアホ息子(つまりアカデミックの成績の良くない音楽バカ)にとっちゃ、満額回答に等しいメリットスカラシップがいただけた。
この州立大学でもかなりの高提示額だと思う。
(In State だったらフルスカラシップ)

私学はスカラシップの交渉に鷹揚だが州立大学はシビアである、というのが定説です。
息子の進学予定先大学も、スカラシップに関してはnon- negotiable、つまり、なんぼガタガタ言うてきても交渉には応じまへん、というのが基本スタンスなのです。

ましてや息子は州外からの応募。
そして学業は果てしなく低成績。

でもね。
ハナから諦めて問い合わせしなかったり、アピールレターを出さなかったら
このスカラシップは手に入らなかったと思うのです。

ヘビのようにしつこい母のアテクシは思ふ。
最初から諦めてちゃー、一文の銭にも繋がらん。
とにかくダメもとであがいてみなければ、と。

「アメリカの大学進学」でこのブログにたどり着く方もいらっしゃると思うので、参考にしていただければと思います。
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# by brook2015 | 2014-05-08 20:49 | ブログ

言葉変換『もんじろう』用アイコン 誕生日けえき/Nちゃん   

2014年 05月 02日

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まるでやる気の感じられないシャミおの誕生日ケーキ。
クリーム絞りのテキトーさったら、どーよ!

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同じ町内に住むNちゃんは、息子と同級生。
中学をのぞいて、ナーサリー、キンダー、小学校と高校が同じである。

Nちゃんは私がこれまでの人生で見た中で一番の美人だ。
アイルランド、ネイティブアメリカン、フィリピン、パナマのミックスで
背が高く手足が長く小顔で
夜道ですれ違っても誰もが振り返るような娘であり

息子の初恋のシトでもある(@2歳時)。

高校ではアート専攻で、アルフレッド大学というセラミックの専門大学に行くつもりだ、と聞いていたのだが
結局シカゴの美大で映像を勉強することにしたらしい。

9月には娘がいなくなると思うと、今から泣きくれてるねん と父ちゃんのスコット。
シカゴなんて遠くに行ってしまったら、滅多に会えなくなってしまうじゃないか と。

それを聞いて、思わずもらい泣きしそうになったワタクシ。
あんな超絶美人の娘が自分の監視下から外れてしまうなんて、どれほど心配なことか。
ま、だからこそNちゃんは家から遠く離れた大学をチョイスしたのかもしれないが。

Nちゃんには弟がいるから、まだEmpty Nest感は薄いかもよ と慰めを言っといた。
ウチなんか一人息子である。
2週間に1度は家ごはんを食べに帰ってくる、と宣言しているヤツではあるが、確実にいなくなるのは寂しい。

今後は去年より家族になった猫のタビちゃんにおすがりするしかない。
ただ、ここ連日の不動産ビジネスのストレスでタビちゃんはハラを下し
昨日はゲーもしてしまったので医者に連れてった。

特にシリアスな問題もなく、薬を貰って「様子見」だったのだが
診察料200ドルである。
ハラを下しただけで、200ドルである。
ワシなど、膀胱炎になろーが、亜急性甲状腺炎になろーが
保険がないゆえ自力で回復を待つのみだったのに。

うちの猫は保険外診療で、ハラくだしただけでスンナリ家計から200ドルである。

私の地位は猫より確実に低い。
まあ、それぐらいに思っといたら間違いない。
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# by brook2015 | 2014-05-02 11:07 | おやつ

言葉変換『もんじろう』用アイコン ピッツァ・マルゲリータ/お手紙   

2014年 04月 26日

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今回は結構ウスウスに生地を伸ばせた。
ナポリふうに焼けたと思う。


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売却が決定したこの家には、息子が2歳のときに引っ越して来た。

同じブロックに、同じ大きさの家が3軒売りに出ていた中で、一番安くて一番ボロい家を買い、屋根を替ええ窓も全部替え、壁をぶちぬきキッチンもバスルームもほとんど全部DIYでリノベーションした。

愛着があると言えばあるが、もうどこも直すところがなくなってしまった。
なんだかツマンナイ。
だから次もボロ家を見つけて、こつこつ自分で直したい。

不動産売買は15年ぶり、ということになるが
前回とはだいぶ様相が違うことに驚いている。

前のときは、asking priceから1割ぐらい引いた額でオファーを出し、それで手打ちというのが普通だった。

今回はasking price以上でカウンターオファーを出した7組が、そこから血みどろの争奪戦を繰り広げたわけなのである。

価格もどんどん競り上がっていくし、どれだけ自分の経済的バックグラウンドが強力かをアピールする書類も加えられていく。
頭金のパーセンテージもどんどん増えていく。

7組中3組は、どれだけこの家が気に入ったか、自分たちはどういう人間で、どこの病院で娘は産まれて、どれだけこの地域に根ざしていて、あなたの作り上げた家を大切にしますよ、みたいなアピールレターをつけてきた。

こういうレターを添付するのが流行なのだろうか。
15年前にこんなことをやってる話は聞いたことがなかった。

争奪戦の勝者は、初めて家を買う夫婦だった。
小さな娘さんが二人いる。
この家は無駄に広い庭が付いているから、子育てには最適だろう。
でも蓄えを全部吐き出し、ギリギリのモゲージを組んでこんなボロ家を買ってアンタ大丈夫? とも思う。

まあ、人の心配をしている状況でもないのだが。
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# by brook2015 | 2014-04-26 01:16 | パン